Keiko Iwasaki Website

2009年3月　ＬＡレコーディング旅日記

ずいぶん遅くなりましたが、LAレコーディング旅日記,UP します。

３／２３
今回３作目となるレコーディング、珍道中のはじまりです。
関空からサンフランシスコ経由でLAへ到着。
コーディネーターのギタリスト徳永英彰氏に空港へ迎えに来てもらい、ハリウッドの近くのコンドミニアムへ移動。
ホテルより自炊できて、案外すごしやすいのです。
私は時差を戻したいので、部屋で休む事に。
みねさんは、WBCの優勝戦を観にいそいそとロジャー
ススタジアムへお出かけ。ホンマ元気やな～
でも、記念すべき試合が観れて超ゴキゲンでした！

３／２４
徳永邸で、レコーディングのリハ。
なんと自宅でみんな楽器を持ち込んでリハーサルできるとは、さすが、ＬＡならでは！！

３／２５
調整日ということで、特にアレンジの変更も無く早速ベニスビーチへショッピング。
１０年前にファーストアルバムのレコーディング以来だが、とてもにぎわっているようだ。
Tシャツやカバン類がとても安く、おみやげをたくさんゲット！

３／２６
パサディナにあるエンジニア、ノーランさんのスタジオで、 AM11時からPM11時まで１１曲を一気にレコーディング。
ノーランさんは、普段はトランぺッターでスティービーワンダーのバックで吹いています。

ベースのトニーは、カーメンマクレイ、フレディーハバードなどと演奏。
ドラムのポールは、レイチャールズ等と演奏。
今回はオーバーダブでパーカッションも参加してくれました。
エレキギターのアンドリューは、とても親切な方で楽器のトラブルを全部直してくれました。
彼も、レイチャールズのバンドで活躍しています。

ナイロンギターは、今回コーディネートして下さった徳永英彰氏です。
徳永氏とは、甲陽音楽学院で、同じアンサンブルの授業を担当したご縁で、今回に至ったのです。
出会いというのは、本当に大切なものです!!感謝、感謝!!!

３／２７
オフだったので、フィギアスケートの世界選手権を観にステップルズセンターへ。
一番観てみたかった女子ショートプログラム。
日本女子は本当に健闘していました！！
真央ちゃん、ミキティー、村主さん、みんな本当にすばらしかった！
キムヨナの演技が終わるやいなや、全員がスタンディングオベーション！
その時世界最高得点でした。

感動さめ止まぬままタクシーで帰宅しようとしたのですが、
なんと、それが「白たく！？」だったのです。
キューバ出身の陽気なドライバーでしたが、３０分で帰れる所１時間半もかかる始末.....
道が本当にわからなかったようで、アミーゴ、アミーゴの連発！
もう、勘弁してよ～って感じ。

３／２８
午前中、ストリングスのオケ入れ。
今回、最もトライしたかったストリングス！
すばらしいテクニックの方々で、あっと言う間に重厚なサウンドのできあがり。

昼からは、オーバーダブ。
ベーシック録音はピアノが中心だったので、ハモンドB-3、ローズをダビング。
サックスもソプラノ、アルト、テナーをダビング、この日はAM11~AM0時までの１３時間！

３／２９
MIXとVOのオーウエン、エイミーの録音。
オーウェンは、ホイットニーヒューストン、マイケルジャクソンのバックコーラスを努める実力派。

エイミーは、透き通るような歌声の、若手シンガー。
お二人とも、私の大好きな歌声で、私のイメージしたものを歌い上げてくれました。しあわせ～！
初めてのバックコーラスのオーバーダブには少してこずった.....
ラフmixが終えたのはAM2時。
深夜までつきあってくれたスタッフに本当に感謝です！！

３／３０
LAからNYへ移動するため、AM6時にピックアップしてもらい空港へ行ったのだが......
なかなかチェックインができずにてこずっていると、係員がEチケットを見て「テュモロ～！！」と叫んだではありませんか！？
「はあ～！？」という感じでEチケットをよく見てみると、３／３１の出発になっていたのだ...
私たちはコーディネートのいうがままに動いていたので、日にちの確認までしていなくて、大チョンボ！！！
とにかく、すぐに手続きをしてコンドミニアムに戻り、１時間の仮眠しかとっていなかったのですぐに爆睡！　寝る～！　　寝る～！
ホント、旅先はいつもこんな感じ（笑）

３／３１
昨日のチェックインのリハーサルを終えていたので（汗）スムーズに移動。
夕方、J,F,ケネディー空港までオルガンプレイヤーのあっこ様がお迎えに来てくれて、新居のニュージャージーに到着。
コリアンレストランで祝杯！やっとNYに上陸できた～！

４／１
この日はフォトグラファーのベオさん宅で、CDのジャケット撮影。